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アートバンライン株式会社

働き方改革を推进し収益力强化を実现する

引越サービスのリーディングカンパニーであるアート引越センター株式会社100%出资の物流会社として设立されたアートバンライン株式会社。
「働き方改革関连法案」施行を机に収益力の强化に务め、新たに大型物流センター「海老名ロジスティクスセンター」を开设し、顾客の课题解决、物流ニーズにそった最适な输送方法や物流改善案を提案している。
※掲载内容は2023年4月1日取材时点のものとなります

国内物流公司として物流ソリューションを提供

「学生时代、働いた分以上に评価してくれたアルバイトがありました。それがアート引越センター株式会社(当时は寺田运输)の引越业务です。社员旅行にも连れて行ってもらいましたからね。现场でお客様に喜ばれ、会社から感谢され、私自身も仕事が楽しくて、まさに引越业は“叁方良し”の仕事だと思いました」

と当时を振り返りながら语られたのは、现在、アートバンライン株式会社において代表取缔役社长を务める木谷诚二氏だ。数年间、引越のアルバイトを続けた木谷社长は、大学卒业后、地元(広岛市)に帰郷して就职するも、アート引越センターが広岛へ进出すると同社に転职。以来、事业拠点を転任しながら运行管理や営业、店舗运営、新规店舗开発などに従事する。そして、1997年8月にグループ公司のアートバンラインの设立に携わり、同社の専务を経て、2017年に社长に就任した。あらためて木谷社长に、同社を设立した経纬についてお话を伺った。

「当社は、引越サービスのリーディングカンパニーである、アート引越センター100%出资の国内物流公司です。グループ内では、引越业务の支援と共に、年々増加する一般货物の取り扱いを担うことを目的に设立されました。当初は、车両30台で引越业务から运送事业をスタート。その后、一般货物の输送业务が拡大する中で、大阪府(茨木?舞洲)、千叶県(习志野)、神奈川県(海老名)に、大规模な物流拠点を设立してきました。当社の物流拠点は、在库の商品管理や入出库管理に最先端の滨罢システムを导入。输配送事业と効果的に组み合わせることで、お客様に最适な物流ソリューションを提供しています」

会社概要
代表取締役社長 木谷 誠二 氏
会社名
アートバンライン株式会社
所在地
大阪市中央区城见1-2-27
设立年月日
1997年8月19日
代表者
代表取締役社長 木谷 誠二
従业员数
1,554名(2023年1月末现在)
保有车両台数
1,361台(2023年1月末现在)

现在、同社の売上の约70%は、引越以外の输送业务が占めている。积荷の内訳は、家电や家具(组立?设置含む)、饮料水、住宅设备品、空调机器部品の输配送、特积み货物の拠点间输送などだ。车両保有数は1,300台を超えており、その机动力を活かして、スムーズで迅速な输配送を実现している。また、仓库事业(4拠点)では、顾客ニーズに応じて各种流通加工サービスを提供。さらに、顾客の要望に応えて物流业务を熟知した人材をタイムリーに派遣している。支店は、派遣事业所を含め全国に38拠点あり、独自に物流ネットワークを构筑。今现在も着実に业绩を伸ばし続けている。

ちなみに、アートグループの2023年度のスローガンは「Jump Together/アートらしく あたらしく」。アートグループ一丸となって、さらなる躍進をめざす。

アートグループ 2023年スローガン

自社最大规模を夸る大型物流センターが稼动

昨年8月、同社は、4栋目となる大型物流センター「海老名ロジスティクスセンター」(神奈川県海老名市)を开设。5年ほど前から、一般货物の拡大を成长戦略として位置づけてきたという木谷社长は、総合効率化计画の认可を得ることで国から支援が受けられる「物流総合効率化法」を活用して、同センターを建设したという。

海老名ロジスティクスセンター概要
所在地:
神奈川県海老名市
鉄骨造/2阶建て(高床式/常温仓库)
【仓库】
1階 5,933m?(1,798坪)
直天井 7,100mm
2階 7,100m?(2,151坪)
直天井 6,720~6,200mm
【アクセス】
车:圏央道海老名滨颁より约2.5办尘
产业道路/県道46号沿い

「引越业は2胜10败なんです。繁忙期は3、4月の2カ月间のみ、残りの10カ月は闲散期。しかも、週末と月末に仕事が集中します。これでは、事业のリソースである人や车両を増やすことが难しい。そんなとき『働き方改革関连法』が施行(2019年)されました。运送业にとって最大の课题である长时间労働问题に“待ったなし”の状况が访れたのです。そこで、一般货物の取扱量を拡大することで、事业体制を再构筑。同时に従业员の勤务体系も见直しました。その一环として建设したのが、海老名ロジスティクスセンターです。敷地及び施设の広さは、共に自社最大规模を夸っています。またセンターは、圏央道や东名高速道路へのアクセスが良好で、関东と関西を结ぶ物流拠点として重要な役割を果たしています」

パレット垂直搬送机

同センターの床面積は約13,000㎡(1?2階分)。全天候型(軒下長さ12.0m)高床式のトラックバースには、大型車22台が接車可能(40Fコンテナ接車可能トラックレベラー2基完備)となっている。倉庫内は、大型貨物用エレベーター2基をはじめ、パレット垂直搬送机3基、パレット?ロールBOX兼用垂直搬送機1基など、最新設備が導入されており、様々な一般貨物を取り扱うことができる。すでに、400台の自社車両と連動した首都圏全エリアの輸配送センターとして稼働しており、この4月からは、大手飲料メーカーの商品の取り扱いを開始。1日に約2,000パレット分を40~50台で配送拠点に運んでいるという。さらに、同センターでは、顧客の生産状況に応じて、チャーター輸送や混載輸送を提案するなど、物流の効率化及びコスト削減に貢献している。

従业员が自慢できる快适に働ける施设に

新たな物流センターの稼动で、事业体制を强化してきた同社。また、同センターにおいては、もう一つ重要な役割を持たせたそうだ。それは、ドライバーを含む従业员にとって、働きやすい职场にすること。具体的には、ゆったりとした事务スペース、厨房付きの食堂、休憩スペース、浴室、洗濯室、仮眠室、社宅(寮:7名)などを完备。アートグループの従业员なら、谁でも自由に利用できるのだそうだ。木谷社长は、自社で进めてきた働き方改革なのだと话す。

「当センターは、首都圏とのアクセスに优れているので、多くのドライバーが利用できる施设にしました。近年、高速道路のサービスエリアなどは、昼夜を问わず混雑していることも少なくありません。当センターに寄ってもらえれば、简単な食事のほか、しっかり休憩や仮眠をとることができます。従业员が自慢できる施设にしたかったのです」

仮眠室
浴室
食堂

木谷社长は、昨今のドライバー不足も解消したいと考えているそうで、とは言え、単纯に给与が良ければ応募が増えるわけでもなく、离职率が低くなるわけでもない。そこで、ドライバーの负担が少しでも軽减できるように、働きやすい职场づくりを推进しているのだという。

トータルコストを考えた最善の物流サービスを提供

働き方改革と共に同社が注力してきたのが収益力の强化である。これまで木谷社长がトップセールスを行ってきたが、昨年から、新たに営业部门を设けたそうだ。顾客に最善の物流サービスを提供していくことが、物流を担う当社の使命だと、営业开発部でマネージャーを务める藤田雄一郎氏は话す。

営業開発部 マネージャー 藤田 雄一郎 氏

「2021年に売上高300亿円を突破し、组织的に営业活动を展开することになりました。営业部门は、お客様が抱える课题を分析すると共に要望するサービスをリサーチ。运赁や物流费の値下げを交渉するのではなく、お客様にとって最适な输送方法や物流改善案を提案しています」

従业员の努力に报いる

最后に今后の展望、事业计画について木谷社长にお话しを伺った。

代表取締役社長 木谷 誠二 氏

「社内改革を進めてきた結果、ここ数年間で、車両数、従业员数が倍以上に増大しました。売上高も前期374億円(2022年度)を達成するなど、着実に収益体制を強化してきました。今後も、アートグループが蓄積してきた輸送技術とノウハウ、お客様本位のサービスを提供することで、物流企業として成長していきたいと考えています。当面の目標は、2025年までに売上高500億円を達成すること。その次は利益率10%をめざしていきます。もちろん、会社の利益は頑張ってくれた従業員たちに、間違いなく還元します」

と最后に笑颜で语られた木谷社长は、今も同社の待遇に感激した学生时代のことを忘れていないそうだ。だから、社员とのコミュニケーションも大切にしており、毎朝8时前に出勤して、ネットを利用した朝礼を継続しているという。そんな同社で働く従业员たちの士気は非常に高く、持続的な成长の原动力となっている。

※掲载内容は2023年4月1日取材时点のものとなります

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